入院顛末記-お隣さんPart1
2015年 08月 26日
夜の病院はな~んとなくコワイ・・・と言えなくもない。
1回目の手術後に入った病室は4人部屋。時間は、、、午前3時過ぎたころ。
4人部屋ですがベッドが空いたばかりだったのか、居たのは隣だけだったとあとでわかりました。
手術の直後はツライものです。麻酔が覚めるとイタイ、苦しい、頭痛、発熱・・・。う~ん、う~ん、とうめき声も出てしまいます。
ところがまだ朦朧としている意識に突然となりのベッドから大きなテレビの音が!
しかも遠慮ないボリューム。 ふと音が小さくなってうつらうつら眠りかけると、
また突然、大きな音になる・・・ような。
ような気がしていましたが後になって、音はずっと大きくて私の意識がとぎれとぎれで大きく聞こえたり小さく聞こえたりしていたのだとわかったのですが。
翌日、挨拶をすると70歳くらいの女性でした。私の顔を見るなり間髪入れず、
「いやぁ、昨夜はあなたが来るまで一人になっちゃって、もう怖くて怖くて寝るどころじゃなくて。仕方ないからテレビつけて音おっきくして。ほんと怖かった~」
ということだそうです。でも途中で私が来たことがわかったなら、そして手術の直後はツライってのはふつう察しがつくのでは?
とりあえず私も一言と、
「そうでしたか。それは怖かったでしょうね。でも私が来たから怖くなくなったのではないですか? 私はテレビの音で朝まで眠れませんでしたよ」
しかしその女性、私の言葉には耳も貸さずさっきの怖かった~を繰り返すのみ。
コリャだめだわ。言っても無駄。ちょっと、分からない方なのかも・・・と引き下がりました。
が! その午後ご家族が訪ねて見えるとまったく普通に会話が成り立ってるじゃぁありませんか!!
私は相手の話が分からない症状をお持ちの方だと思ったのですが、ちがったー(~o~)!
まぁ、病院てとこはそういうコトもあるところなのかしらねーと思うことにしました。
それから3日ほどしてその方が退院されるという日の真夜中3時!
収納扉をパタン、パタン。 荷物を詰めたらしいカバン?のジッパーをジーーッ、ジーーッっと遠慮会釈もない大きな音でまた目が覚めてしまいました。
今度は私も遠慮なんてしないわよぉ~。他の人もいるのに迷惑! カーテン越しに
「静かにしていただけませんか? まだ3時ですよ。眠れませんよー」 すると、
「あ、すみません。今日退院なもので」 はいはいはい、です。 でもでもですよね。
これが一発目のビックリです。まーだ続編ありますの。ぷぷぷ(^_-)
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このヒモのおもちゃが大好きなヤマト。
夜になると「遊んでー」とばかり私の足にタックルしてきます。 さすが夜行性動物。
by mamag_riry
| 2015-08-26 23:00
| 今日の想い