赤い花
2013年 03月 19日
庭の木瓜の花が満開です。その一角だけ際立って華やか。
この花の赤は和名で呼ぶと何? 調べてみると、「猩々緋」 というのが近いようです。あくまで正しくカラー調整しているわけではない、私の二つのモニタ上で確認できた色です。
そしてその謂れはこんなふうに書かれていました。
「猩々」というのはお能の演目にもあります。まさに赤い面に赤い髪を振り乱して「猩々乱」という舞を舞う、お猿に似た想像上の呑兵衛の動物のお話です。
そんな謂れの色名を知ったうえで、あらためて庭の一角で異彩を放っているこの赤の一群れを見ながら、いままでずっと心の奥に秘めていた小さな疑問が浮上してくるのを感じていました。
母はなぜこの花が好きだと言ったのだろう。庭の一角で狂ったように、燃えるように咲く
この真っ赤な花を。
この思いをこんなふうにはっきりと言葉にしたり、さらに文字にしたりしたことはありません。私にとって疑ってはいけない存在、信じていたい存在の母の、その形が崩れるようで恐かったから。
娘の私にいくらかの引っ掻き傷を残し、もう8年も前に母は穏やかにこの世を去りました。もう時効だよね。だから本当をいうと、、、
おかあさ~ん、私はこの花木があまり好きにはなれません。この赤はね、ちょっと怖いんですーっ(>_<)
母にはあって、私にはない(と思ってる)「強さ」に圧倒されてしまうのでしょうか。
「女って、コワイ」と、つくづく感じた、あの日の母の独白を思い出すからでしょうか。ブルッ!
さて、残した仕事をやってしまわねば!!
あはは、今日はちょっと軽そうでちょっと重そうな話題になってしまったみたい(^_^.)
ひさしぶりの記事だってのに(-_-)/~~~ピシー!ピシー! しかも画面は、、、赤いですね~。
この花の赤は和名で呼ぶと何? 調べてみると、「猩々緋」 というのが近いようです。あくまで正しくカラー調整しているわけではない、私の二つのモニタ上で確認できた色です。
そしてその謂れはこんなふうに書かれていました。
猩々は猿に似た伝説上の動物で、その血はもっとも赤いとされている。
それに由来し鮮明な冴えた赤を言う。 --日本伝統式名の由来 より--
「猩々」というのはお能の演目にもあります。まさに赤い面に赤い髪を振り乱して「猩々乱」という舞を舞う、お猿に似た想像上の呑兵衛の動物のお話です。
そんな謂れの色名を知ったうえで、あらためて庭の一角で異彩を放っているこの赤の一群れを見ながら、いままでずっと心の奥に秘めていた小さな疑問が浮上してくるのを感じていました。
母はなぜこの花が好きだと言ったのだろう。庭の一角で狂ったように、燃えるように咲く
この真っ赤な花を。
この思いをこんなふうにはっきりと言葉にしたり、さらに文字にしたりしたことはありません。私にとって疑ってはいけない存在、信じていたい存在の母の、その形が崩れるようで恐かったから。
娘の私にいくらかの引っ掻き傷を残し、もう8年も前に母は穏やかにこの世を去りました。もう時効だよね。だから本当をいうと、、、
おかあさ~ん、私はこの花木があまり好きにはなれません。この赤はね、ちょっと怖いんですーっ(>_<)
母にはあって、私にはない(と思ってる)「強さ」に圧倒されてしまうのでしょうか。
「女って、コワイ」と、つくづく感じた、あの日の母の独白を思い出すからでしょうか。ブルッ!
さて、残した仕事をやってしまわねば!!
あはは、今日はちょっと軽そうでちょっと重そうな話題になってしまったみたい(^_^.)
ひさしぶりの記事だってのに(-_-)/~~~ピシー!ピシー! しかも画面は、、、赤いですね~。
by mamag_riry
| 2013-03-19 12:44
| 今日の想い