東京都写真美術館で開かれている
世界報道写真展を見に行ってきました。
地球は壊れている、といった表現をよく耳にしたり目にしたりします。が、世界中から集められた渾身の写真は、壊れているのは人間なのだ、と言っていました。もちろん、壊したのは人間です。
どことなくつきまとって離れない終末観の、その行く方を見た気がします。いくつもの忘れられない写真がありました。
その日から、ゴーギャンの絵「われわれはどこから来たのか われわれは何者か われわれはどこへ行くのか」が、記憶の深淵からぼんやりと浮かび上がり、日に日に鮮明さを増しているような・・・。
写真展は東京のあと、
京都大阪へ行くようです。