副産物
2017年 10月 29日
簿記用語で副産物といえば、主産物(主製品)を作る過程で必然的に生まれた産物のこと。
同じ原材料を使っていて、主産物と一緒に「できてしまう」ような物。
糖尿病と高血圧の夫のための食事作りから二週間が経とうとしています。
私が仕事でいない昼間の一食は病院で紹介された健康食品の宅配サービスを利用してみましたが、食べ残している様子。
聞いてみると「薄味はいいとしてもおいしくない」。
私が作るもののほうがおいしい、のだそう。 あ? いえいえべつにその・・・。
ただ、けっこう一生懸命作ってはいます。薄味で、野菜は毎食片手一杯分ほどで、三大栄養素をバランスよく…。
買い物も今までのようにホイホイと籠には入れられず、お魚は干物はダメで生だけを、お肉は脂身の少ないのを。
食べたいもの、美味しくて好きだったものを我慢するのはさみしいものです。買い物してても楽しい気持ちは半減です。
健康のありがたみをしみじみと感じています。
それでも私の特技は、いま在るところで楽しみを見つけること、なのでした。
そして毎日せっせと工夫しながら節約を心がけつつ作っていると、新たな味の発見があったりして楽しかったり。
そんな日々の副産物として、いままで遠かった夫婦の心の距離が少し縮まった? そんな気がしています。
日中はテレビをつけっぱなしでまるで動かなかった夫ですが、毎日長い距離を歩いて運動しているのも〇印かな…。
遠かったものが近くなること。今までなかった気持ちがあること。ちょっとした副産物だと思えなくもないでしょ。
by mamag_riry
| 2017-10-29 03:56
| 今日の想い