北海道ひとり旅-函館編2
2012年 08月 06日
7月27日金曜日のこと-
翌朝は、市電で「十字街」まで行き、この辺りの教会を尋ねることにした。
東京では終わったアジサイがここではまだきれいに咲いている。
プロテスタント、カトリック、英国聖教会、ロシア正教会と、路地一本の道の向こうに、異なる宗派の教会が集まっている。まさに地名のとおりの十字街。どの教会も観光スポットとして色々な人が訪れるのだろう。
「カトリック元町教会」。
積み置かれた聖書のひとつをひらいてみた。細かい文字でたくさんの書き込みがあったり、赤で傍線を引いてあるところがあった。解釈や疑問符がつけられたページもあり、深く聖書を読み込んだ痕跡が見て取れた。
神学生のものだろうか、それとも敬虔な一般信徒のものだったのだろうか。
深い信仰心を持つ人ならこうした場所へ簡単に足を踏み入れることを躊躇するのではないかと思う。私は旅行者として建築物の美しさに惹かれて入るのだけれど、それでも多少、畏怖の念を抱く。
ひときわ佇まいの異なる「函館ハリスト聖教会」へも行ってみた。祈りの対象として祭壇に安置されているロシア正教会のイコンを見たのははじめて。
偶像崇拝をしないロシア正教は、像の代わりにキリストの復活を描いたイコンが祭壇全面に壮大に配置されていた。仏教画に見る曼荼羅のようなものなのだろうか。撮影は禁止。
翌朝は、市電で「十字街」まで行き、この辺りの教会を尋ねることにした。
東京では終わったアジサイがここではまだきれいに咲いている。
プロテスタント、カトリック、英国聖教会、ロシア正教会と、路地一本の道の向こうに、異なる宗派の教会が集まっている。まさに地名のとおりの十字街。どの教会も観光スポットとして色々な人が訪れるのだろう。
「カトリック元町教会」。
積み置かれた聖書のひとつをひらいてみた。細かい文字でたくさんの書き込みがあったり、赤で傍線を引いてあるところがあった。解釈や疑問符がつけられたページもあり、深く聖書を読み込んだ痕跡が見て取れた。
神学生のものだろうか、それとも敬虔な一般信徒のものだったのだろうか。
深い信仰心を持つ人ならこうした場所へ簡単に足を踏み入れることを躊躇するのではないかと思う。私は旅行者として建築物の美しさに惹かれて入るのだけれど、それでも多少、畏怖の念を抱く。
ひときわ佇まいの異なる「函館ハリスト聖教会」へも行ってみた。祈りの対象として祭壇に安置されているロシア正教会のイコンを見たのははじめて。
偶像崇拝をしないロシア正教は、像の代わりにキリストの復活を描いたイコンが祭壇全面に壮大に配置されていた。仏教画に見る曼荼羅のようなものなのだろうか。撮影は禁止。
by mamag_riry
| 2012-08-06 00:17