想い
2011年 09月 26日
ここしばらく、仕事上の人間関係で煩わしい思いの続いていた日々に、きのうでやっと一区切り。
強力な助っ人になってくれた同僚が一人。
彼女はいつも正義感にしたがって行動する。女世界にありがちな細かいゴチャゴチャををあまり気にしない、まったくすてきな姐御なのだ。
彼女一人で味方百人の心持ちになれた。ほんとうにありがたいと思った。
その一区切りのついた昨日、ホットペッパーで探した近くの美容院へヘアマニュキュアとカットに行った。
スタッフもお客もみんな20代の若い子ばっかり。入るところを間違えたかしら、、、と一瞬ためらった。
ひと通りするべきことが終わったところで、シャンプーをしてくれた女の子がそばへきて、
「よろしければ首、肩、背中、腕とマッサージしますがいかがですか?」と聞くので、「ええ、ぜひおねがい」と。
カチンコチンの体に驚く彼女に「ごめんなさいね、疲れちゃうわね」というと、「いいえ、大丈夫ですよ」と、いい笑顔がかえってきた。
大きなクッションの上に載せた腕から指先を揉まれながら、マッサージが上手だった次女を思い出してうるうるしそうになって慌てて別のことを考えた。
次女はどうしてあんなにマッサージが上手だったんだろう。
疲れはててその辺へ倒れこむようにして眠っている私のカラダを、肩から背中、手足の指先までたっぷりと時間を掛けて揉みほぐしてくれた。
「疲れちゃうからもういいわよ。」といっても小一時間も続けてくれた。
手のひらを自分の親指で押し開くようにして揉んでもらうのがすごく気持ちよくて、それをしてもらうと、
「あー、そろそろ終わりだわ。この子、疲れたろうに、本当に優しい娘。ありがたいなぁ。」と思ったものだ。
彼女の心はいま、どうしているのだろうか。
彼女の心はいま、幸せでいるとは思えなくて、どうしてもそうは思えなくて、可哀想で涙が出てくる。
今日、9月26日はちょうど彼女の誕生日。
そうか、彼女はもう29歳になったのか。
その細い肩、淋しげな肩に背負っているのが、何だか厄介な荷物のような気がするのは母の直感。
いつか、どうにかして整理をしなければならない時が遠からずくるはず。
一日も早く戻ってきてほしい。戻っておいで。
昔のように、あなたが生まれたこの家で疲れたカラダを休めればいいじゃないの。
そしてしっかり目を開き、いつもあなたを待っている可愛い息子をごらんなさい。
あなたの幸せはここにある。「幸せ」というのはいつも足元にあってそれは時に見えづらかったりする。
だれも皆、与えられた持ち物がある。しっかり目を見開いて、大切なものをみつけてほしい。
母はいつだってあなたの幸せを願って止まない。
強力な助っ人になってくれた同僚が一人。
彼女はいつも正義感にしたがって行動する。女世界にありがちな細かいゴチャゴチャををあまり気にしない、まったくすてきな姐御なのだ。
彼女一人で味方百人の心持ちになれた。ほんとうにありがたいと思った。
その一区切りのついた昨日、ホットペッパーで探した近くの美容院へヘアマニュキュアとカットに行った。
スタッフもお客もみんな20代の若い子ばっかり。入るところを間違えたかしら、、、と一瞬ためらった。
ひと通りするべきことが終わったところで、シャンプーをしてくれた女の子がそばへきて、
「よろしければ首、肩、背中、腕とマッサージしますがいかがですか?」と聞くので、「ええ、ぜひおねがい」と。
カチンコチンの体に驚く彼女に「ごめんなさいね、疲れちゃうわね」というと、「いいえ、大丈夫ですよ」と、いい笑顔がかえってきた。
大きなクッションの上に載せた腕から指先を揉まれながら、マッサージが上手だった次女を思い出してうるうるしそうになって慌てて別のことを考えた。
次女はどうしてあんなにマッサージが上手だったんだろう。
疲れはててその辺へ倒れこむようにして眠っている私のカラダを、肩から背中、手足の指先までたっぷりと時間を掛けて揉みほぐしてくれた。
「疲れちゃうからもういいわよ。」といっても小一時間も続けてくれた。
手のひらを自分の親指で押し開くようにして揉んでもらうのがすごく気持ちよくて、それをしてもらうと、
「あー、そろそろ終わりだわ。この子、疲れたろうに、本当に優しい娘。ありがたいなぁ。」と思ったものだ。
彼女の心はいま、どうしているのだろうか。
彼女の心はいま、幸せでいるとは思えなくて、どうしてもそうは思えなくて、可哀想で涙が出てくる。
今日、9月26日はちょうど彼女の誕生日。
そうか、彼女はもう29歳になったのか。
その細い肩、淋しげな肩に背負っているのが、何だか厄介な荷物のような気がするのは母の直感。
いつか、どうにかして整理をしなければならない時が遠からずくるはず。
一日も早く戻ってきてほしい。戻っておいで。
昔のように、あなたが生まれたこの家で疲れたカラダを休めればいいじゃないの。
そしてしっかり目を開き、いつもあなたを待っている可愛い息子をごらんなさい。
あなたの幸せはここにある。「幸せ」というのはいつも足元にあってそれは時に見えづらかったりする。
だれも皆、与えられた持ち物がある。しっかり目を見開いて、大切なものをみつけてほしい。
母はいつだってあなたの幸せを願って止まない。
by mamag_riry
| 2011-09-26 07:16
| 今日の想い