忍びないけれど
2010年 09月 16日
仕事場の整理でDTPをしていた頃に使っていたソフトをドーンと捨てることにしました。もう十数年前のものだから、売るにも売れないし。
というかそんなのよく今までとって置いたなぁと思います。放っておいただけとも言いますが
我が家の生活を支えてくれて、子供たちの教育に大きな貢献をしてくれたソフトだから捨てる前に、記録として写真を撮ってアップしておこうというワケで、以下グダグダと。
すっ飛ばしちゃってけっこうですので(汗
Adobeの製品群。Illustrator5.5, Photoshop4.0, PageMaker6.0。
この中で一番好きだったのはIllustrator。きっと私と相性がよかったのでしょう。このソフトを使って何か描いていると幸せすら感じた?んです。
思った通りに追求できるすごく精緻な設定が好きだったし、ダイナミックな展開ができるところも気持ちよくて好きだったのです。
今使っているMicrosoftの製品群にはこの幸せ感はないかもしれない。まぁ、Excelで少し?
イラレ(これが今の通称)はアップグレードしてver.8.0まで使ったけれど、完成度が高くて使いやすかったのは5.5で一番長く使ったのでした。
デザイナーではないからPhotoshopは仕事ではむしろ地味一辺倒。
せっかくのカラーよりモノクロで使う方が圧倒的で、疲れるソフトだ、という記憶が強い。
あーぁ、高いソフトなのにもったい。これは仕事を離れて写真をいじっている今の方が、ぜったい楽しめると思う。
PageMakerは、当初Aldus社から出ていた組み版ソフトですが、やがてAdobeに買収され、Adobeから販売されるようになったのでした。
けれどPMはイマイチなソフトで、後続後発のQuarkXPress に主役の座を奪われた格好で消えていきましたね。
Quark 3.0が主流のころ使っていたのですが、このころの仕事には山ほどのドッタンバッタンの思い出があって、そのころの同僚と会うとは笑い話に花が咲いてしまいます。
そのQuarkですら今は新しいソフトに取って代わられて、今はもうないのかしら?
上はアップグレードのCDだけれどこれも捨てよう。自分で購入したのはこれらのアップグレード版だけで本体はすべて会社が買ってくれたもの。ほんとにいい会社、いい時代でしたね。
青と黒のパッケージは出版・印刷の世界ではスタンダードだったモリサワのフォント。これも買えば高いソフトで、なくてはならないものでした。
そして下はそれらのソフトを支えていたmacのOS。今はLepardだのTigerだのなんか猛獣の名前がついているmac OSですが、昔は漢字Talk7.5なんて言ってたんですよ。
ま、どっちにしてもよくワケわかんないネーミングですね。
まだDTPが緒に着いた頃に始めたから、仕事の単価は今では想像できない程とても良かった。
一般に普及し始めたころには危機を感じて手を引き、今の仕事一本にしてしまったから、結果的に一番オイシイ仕事をいただいたことになります。
「ウチの仕事さえちゃんとしてくれたらあとは好きにしていいよ」と社長が言うので、他の会社の仕事もガンガン取ってきて稼ぎまくり、、、社長! ゴチになりましたっ。
とんでもへっぷんな青天の霹靂が私の上に降りかかってきたときも、おかげで生計を支え、中断することなく子供の教育を継続できたのでした。
その代わり夜も寝ないで仕事してお肌ボロボロ、シミシミになりました。これは仕方のない代償だわね(泣
昔からコンピュータの世界はドッグイヤーと言われました。しかし今はもっと早いと感じます。
向こう10年は食べていけるという見通しで仕事をしてきたけれど、そんな時代はとっくの昔に終わっていると思います。
フリーで仕事を続けていくには危機感が必要不可欠。未だに私を走らせているのもひとえにこの感覚だという気がします。
さて、始まりのあることにはすべて終わりがあるものです。
今日はゴミの日。さ、捨てましょうか。ありがとうの気持ちを込めて、さようなら
というかそんなのよく今までとって置いたなぁと思います。放っておいただけとも言いますが
我が家の生活を支えてくれて、子供たちの教育に大きな貢献をしてくれたソフトだから捨てる前に、記録として写真を撮ってアップしておこうというワケで、以下グダグダと。
すっ飛ばしちゃってけっこうですので(汗
Adobeの製品群。Illustrator5.5, Photoshop4.0, PageMaker6.0。
この中で一番好きだったのはIllustrator。きっと私と相性がよかったのでしょう。このソフトを使って何か描いていると幸せすら感じた?んです。
思った通りに追求できるすごく精緻な設定が好きだったし、ダイナミックな展開ができるところも気持ちよくて好きだったのです。
今使っているMicrosoftの製品群にはこの幸せ感はないかもしれない。まぁ、Excelで少し?
イラレ(これが今の通称)はアップグレードしてver.8.0まで使ったけれど、完成度が高くて使いやすかったのは5.5で一番長く使ったのでした。
デザイナーではないからPhotoshopは仕事ではむしろ地味一辺倒。
せっかくのカラーよりモノクロで使う方が圧倒的で、疲れるソフトだ、という記憶が強い。
あーぁ、高いソフトなのにもったい。これは仕事を離れて写真をいじっている今の方が、ぜったい楽しめると思う。
PageMakerは、当初Aldus社から出ていた組み版ソフトですが、やがてAdobeに買収され、Adobeから販売されるようになったのでした。
けれどPMはイマイチなソフトで、
Quark 3.0が主流のころ使っていたのですが、このころの仕事には山ほどのドッタンバッタンの思い出があって、そのころの同僚と会うとは笑い話に花が咲いてしまいます。
そのQuarkですら今は新しいソフトに取って代わられて、今はもうないのかしら?
上はアップグレードのCDだけれどこれも捨てよう。自分で購入したのはこれらのアップグレード版だけで本体はすべて会社が買ってくれたもの。ほんとにいい会社、いい時代でしたね。
青と黒のパッケージは出版・印刷の世界ではスタンダードだったモリサワのフォント。これも買えば高いソフトで、なくてはならないものでした。
そして下はそれらのソフトを支えていたmacのOS。今はLepardだのTigerだのなんか猛獣の名前がついているmac OSですが、昔は漢字Talk7.5なんて言ってたんですよ。
ま、どっちにしてもよくワケわかんないネーミングですね。
まだDTPが緒に着いた頃に始めたから、仕事の単価は今では想像できない程とても良かった。
一般に普及し始めたころには危機を感じて手を引き、今の仕事一本にしてしまったから、結果的に一番オイシイ仕事をいただいたことになります。
「ウチの仕事さえちゃんとしてくれたらあとは好きにしていいよ」と社長が言うので、他の会社の仕事もガンガン取ってきて稼ぎまくり、、、社長! ゴチになりましたっ。
とんでもへっぷんな青天の霹靂が私の上に降りかかってきたときも、おかげで生計を支え、中断することなく子供の教育を継続できたのでした。
その代わり夜も寝ないで仕事してお肌ボロボロ、シミシミになりました。これは仕方のない代償だわね(泣
昔からコンピュータの世界はドッグイヤーと言われました。しかし今はもっと早いと感じます。
向こう10年は食べていけるという見通しで仕事をしてきたけれど、そんな時代はとっくの昔に終わっていると思います。
フリーで仕事を続けていくには危機感が必要不可欠。未だに私を走らせているのもひとえにこの感覚だという気がします。
さて、始まりのあることにはすべて終わりがあるものです。
今日はゴミの日。さ、捨てましょうか。ありがとうの気持ちを込めて、さようなら
by mamag_riry
| 2010-09-16 09:09
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